おはようございます。

微妙に風邪っぽいです。

貞寿です。

 

「貞寿、屏風にまみえず」

今週末に第三回目を開催致します。

 

第一回目のゲストは、喬太郎師匠でした。

「いつか、勉強会のゲストにお願してみたい。」

そう思い続けて、早十数年。

気がつくと、真打間近になってしまい、この機会を逃したらいつお声掛けさせていただけるかわかない!と慌ててゲスト出演をお願いたしました。

実を云うと、この「屏風にまみえず」を始めるきっかけは、喬太郎師匠に来ていただきたかったから。

喬太郎師匠に来ていただくなら、もっと大きなところでやるべきなんですが、真打昇進前に、慌てて勉強会を企画したので、会場も間に合わず。

それと、出来れば「連続でやりたい」と思ったので、小回りのきくらくごカフェさんでお願いしました。

あの空間で、喬太郎師匠を聞ける。

自分の会ながら、ものすごく贅沢な気分でした。

私が素人の頃、初めて聞いた落語も、喬太郎師匠で。

だから、ホントに嬉しかったし、死ぬほど緊張しました。

師匠の会で、師匠が上がる前に出して頂いたことは何度かありますが、喬太郎師匠の後に上がる、なんて…もう…死ぬ。(死ななかったけど)

手が冷たくなるほど緊張しながら、高座にあがりました。

テーマは「初心に帰る」

講談師になって、初めて習う「三方ヶ原軍記」を数年ぶりに、解説つきで。

それと、二つ目になった時に初めて習った「は組小町」の二席を申し上げました。

 

第二回目のゲストは、小せん兄さん。

年齢は近いのに(むしろ私の方が一歳年上)、とてもそうは思えない、あの落ち着き。

無理のない、力みのない、ふわふわっとした兄さんの落語が私は大好きでした。

何度か御一緒するチャンスはあったのに、いつも日程が合わずにダメで。

「だったら、自分の会に来ていただこう!」

とゲストにきていただいて、御一緒の機会を設けました。

テーマは「先人達をリスペクト」

大先輩である五代目馬琴先生の十八番より「寛永三馬術 度々平住み込み」

そして、心から尊敬してやまない芦洲先生の十八番より「祐天吉松 飛鳥山親子の出会い」の二席を申し上げました。

ともに、一龍齋の話ではありませんが、大好きな大好きな話。

私にとって難しい話に挑戦した形でした。

 

そして。

 

いよいよ、第三回目が今週末です。

 

ゲストは、神田愛山先生。

 

愛山先生とは、協会も違うし、基本的に接点がありません。

でも、なぜか、前座の頃から使って頂いてました。

御一門は女流ばかりの中、「女流講談師が嫌いだ」と公言していたにもかかわらず、わざわざ接点ない女流講談師である私に声をかけ続けてくださいました。

そのおかげで、私は、愛山先生の講談を、沢山聞くこと出来ました。

一目すると、「怖い」とか「気難しい」とか言われてしまう先生で、

確かにその通りなんですが(否定しないのかい!)

私は、愛山先生が大好きです。

もし、侠客を読むことがあったら、愛山先生に稽古をお願いしたい。

ずっと、ずっとそう思っていました。

五代目貞丈先生の教えにより「一龍齋は侠客をやっちゃいけない」と言われ、私自身も侠客には手を出せずにおりましたが、真打を前に、うちの師匠から「口調もしっかりしてきたから、そろそろ侠客をやってもいい」とお許しを頂くことがきました。

今回、その念願叶って、憧れ続けた「清水次郎長」に初挑戦します。

もちろん、ネタは愛山先生につけて頂きました。

愛山先生をゲストにお呼びして、先生と一緒に「次郎長二題」申し上げます。

こんなこと、もしかしたら、これが最初で最後かもしれません。

 

テーマは「神田愛山と次郎長伝」

 

私の初めての次郎長伝と、愛山先生の熟練の次郎長伝。

 

まだ、まだ、ご予約受けたまわっております。

ぜひ、聞きにいらしてくださいませ。

 

「貞寿、屏風にまみえず。~VOL3」

2016年11月6日(日)

開演 18:30
木戸 前売2000円/当日2500円
場所 らくごカフェ
住所 千代田区神田神保町2-3 神田古書センター5階
電話 03-6268-9818
Eメール rakugocafe@hotmail.co.jp

 

そして。

 

「貞寿、屏風にまみえず。~最終回」が決まりました。

 

「貞寿、屏風にまみえず。~最終回」

2017年2月19日(日)

開演 18:30
木戸 前売2000円/当日2500円
場所 らくごカフェ
住所 千代田区神田神保町2-3 神田古書センター5階
電話 03-6268-9818
Eメール rakugocafe@hotmail.co.jp

 

ゲストは、私の師匠、一龍齋貞心です。

 

テーマは「師匠の十八番に挑戦」

 

師匠も、ご自身の得意にされている話は、私への見方が大変厳しくなります。

だからこそ。

あえて。

師匠の眼の前で、師匠の十八番に挑戦します。

真打直前の私が、どこまで出来るのか。

師匠に見て頂きたいのです。

逆に「おまえ、全然ダメじゃねえか!」ってお叱りを受ける可能性も大です。

ああ!真打昇進取り消しのリスクを背負った会になっちゃう!(笑)

でも、ここをまた新たなスタートとして、真打になっても、変わらずご指導頂きたい。

そのために、いま、私が出来る精一杯を師匠に見て頂きたい。

そのための会でもあります。

 

真打直前のため、間に合うかどうかわかりませんが。

出来ればネタおろしをしたいと思っています。

 

どうなりますか。

 

まずは、11月6日(日)貞寿、屏風にまみえず。~VOL3

そして、来年2月19日(日)貞寿、屏風にまみえず。~最終回

 

残り、二回です。

 

ぜひ、お運びくださいますようお願い申し上げます。

 

☆☆☆

 

さて。

 

今日は、ちょっと息抜き。

これから、久しぶりに親友と女子会です♪

 風邪っぽいので無理のない範囲で、楽しんできます!

©2024 一龍齋貞寿

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