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御予約ありがとうございます!

☆2月22日(土)貞心、貞山二人会

 チケット残り4枚

☆3月12日(木)伝承の会二日目

 チケット残り7枚

※追加チケット入手いたしました。多分これが最後の追加になると思いますので、ご希望の方はお早めに!

よろしくお願い致します。

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さて、今日は新国立劇場へ

阿呆浪士@パルコプロデュース

を観に行ってきました。

元禄年間。

ひょんなことから赤穂浪士の血判状を手に入れてしまったお調子者の魚屋八が、自分は赤穂浪士だと嘘をついてしまったことから騒動が巻き起こる…というストーリー。

客席が若い女の子たちで埋め尽くされていて

「な、何事?!」

と思ったら、主役がジャニーズの子だったそうで。

また、乃木坂の子もいたみたいで、そういうアイドル目当てのお客様が大半をしめていたよう。

デコられた派手な団扇。

色とりどりのペンライトが客席を彩る様子。

ああ、いつものラッパ屋と違う…

ちょっとアウェー感漂う中、観劇してきました。

アウェー感を感じているのはどうやら私だけでなかったみたい。

御案内の浪曲師として度々登場する奈々福姉さんが、三味線を手に舞台上に姿を現すと…客席、ややポカーン(笑)

でも、話がすすむにつれて、あの声と節でお客様を圧倒。

しっかりお芝居になじんでらしたのは流石でした。

正直、前半は若いお芝居にあまり入りこめず…(ごめんなさい)

でも、流石の脚本、そして脇を固める小倉さん、竹内さん、そして松村さんたちの好演もあり、後半はしっかり楽しんできました。

実は、このお芝居。

ラッパ屋でも上演された後、再演は国本武春師匠が御出演されていたのだとか。

ああ。

武春師匠だったら、どんな感じだったんだろう。

何度も頭をよぎりました。

恐らく、奈々福姉さんの役をなさったんだと思いますが、松村さん扮するかわら版売りの役もぴったりな気がする。

この場に、武春師匠がいたら…。

三味線をかきならし、シャウトするように唸るあの姿を想像するたびに、1988年の阿呆浪士が観られなかったのが本当に悔やまれました。

だからこそ。

出来る限り、観たいと持ったお芝居には足を運びたい。

そう思います。

お芝居は一期一会。

見逃してしまったらもう二度と観ることが出来ない。

ビデオで観ても、

再演されても、

同じ空気感は味わうことが出来ない。

これは、講談も同じですよね。

同じ演目を高座に掛けたとしても、まったく同じようには出来ない。

だからこそ、その時を見逃さないように、お客様は足繁く足を運んでくださる。

本当にありがたいことです。

一つでも多く、

「見逃したくない」

そう思ってもらえる高座がつとめられますように。

頑張ろう、と思いました。

☆☆☆

終演後、

「一龍齋貞寿と申しますが、奈々福さんに会えますか?」

とスタッフの方に伺ったところ、

上から下までじろじろみられ、

「事前に面会のお申込みされておりますか?!」

と厳しく言われてしまいました(笑)

僕は怪しいものじゃないよ~

と思いましたが、いまの御時世ですからね。

普段のオジサンたちばかりのお芝居とは勝手が違います。

姉さん、観に行ったよー

よかったよー

挨拶できなくてごめんよー

阿呆浪士は~1月24日まで。

奈々福姉さんが、武春師匠の後を受けて奮闘されています。

チケット、まだあるようです。

お時間ありましたら、ぜひ行ってみてくださいね♪

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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