世界的に有名なアンコールワット。
ざっくり、アンコールワットの歴史にふれておくとね。
アンコールワット遺跡群は、8世紀~12世紀に栄えたクメール王朝のもの。
ジャングルの中に埋もれていたものが、1863年に発見され、1900年代に世界遺産登録されました。
数多くの戦争、侵略、貧困などによって、多くの遺産が破壊、盗難被害にあいましたが、世界遺産登録後は世界各国からの支援を受け、少しずつ復旧されています。
でも、老朽化などにより、立ち入り区域が制限される傾向にあるそう。
だったら、政権が安定している今のうちに観に行った方がいいよね!
ということで、今回、来てみることにしました。
というわけで、アンコールワット遺跡群。
中でも、やっぱり一番有名なのは
「アンコールワット」ですよね~!
おお~絵はがきで観たまま!
アンコールワットだ!
シェムリアップに来たならば、
ここを観ないわけにはいきません。
でね、よく見ると、アンコールワットのトンガリの塔(なんて言うんだろう…)
5個あるんですな。
3個かと思ってました。
ガイドさんに聞いたら、ヒンズー教発祥の地であるインドを模して作られているんだそう。
アンコールワットは、ヒマラヤ山。
アンコールワットの裏を流れる川はガンジス川。
アンコールワットは、どの角度から観ても3つ立っているように見せるために、塔が5つあるのだとか。
早速中に入ります。
おおお。
絵はがき。←いつもこの反応。
アンコールワットに使われている石は、サガンという非常に丈夫なもの。
王が自分の墓として作ったものなので、王が亡くなるまで、1113年から40年間、2500人の手によって作られたと言われています。
中はこんな感じ。
5個の塔は、それぞれ回廊によってつながっています。
回廊の壁面には、いっぱいの壁画。
神話に元ずくもの。
戦の記録、など。
ちなみに、こちらの方は、日本で言うところの閻魔様。
柱には、こんな細かい装飾もされております。
アンコールワットは正対照の造りとなっていて、すべての回廊を結ぶ中心点。
つまり、アンコールワットの中心。
そこが、アンコールワット中で最もつよいパワースポットなんだとか。
そう聞けば拝まずにはいられない。
アンコールワットの真ん中で芸道精進を祈る。
うち、曹洞宗だけど大丈夫かな?
神様には変わりないかな。
アンコールワットの回廊は、下から、第一、第二と続き、一番上の第三回廊は最も神聖な場所と言われ、服装のチェックが大分厳しい。
もしかすると、今後、登れなくなる可能性もありそうです。
ちなみに、塔のてっぺん。
裏側はこんな感じ。
石の建造芸術ともいえるアンコールワット。
実はもともと漆喰で彩られ、塔は金箔がほどこされていたとか。
ジャングルの中に建つ白亜と黄金の建造物。
さぞや見事だったでしょうね。
石像の目には宝石が使われていたそうですが、金や宝石などは、破壊され、真っ先にぬすまれてしまったとか。
ああ…残念。(≧Д≦)
日本でいうところの、鎌倉時代。
こんなにすごい建造物が建てられていたとは。
やはり、一生に一度は見たい。
そう言われるに相応しい場所でした。
貞寿のシェムリアップ旅は、まだまだ続きます。
良かったら、暇つぶしにおつき合いくださいね。