まだまだ、遺跡を観てます。

貞寿です。

なんか、自分のblogを読み返してみて思ったのですが、遺跡って写真に撮るとみんな同じにみえますね。

たとえば、ここ。

バンテアイスレイ。

アンコールワットより古い遺跡なんだけど、

珍しいピンク色の大変良質なサガンを使っているため、物凄く細かい彫刻が施されているんですよね。

あまりに綺麗だったため、フランス人に盗まれそうになった逸話を持つ「東洋のモナリザ」

とても綺麗なんだけど。

でも、写真でみると、

「ふーん」

って感じにしかならん。

ホントはね、

ここも沢山写真撮ったんだよ。

シェムリアップから車で1時間以上かかるところにある遺跡。

宮崎駿監督が「天空の城ラピュタ」のモデルにした、という遺跡。

「ベンメリア」

朽ち果てた遺跡の上に木が浸食。

それが、タブロームとは違い手付かずで残されています。

でも、ここも近い将来世界遺産になりそうで、そうなると、人の手が入り、朽ち果てた遺跡の魅力は失われてしまうかもしれません。

今回、アンコールワット遺跡群は勿論、少し遠くの遺跡まで、出来るだけ多くの遺産を観て回りました。

なぜ、私が遺跡好きかというと、遺跡を通して、その時代の人の営みが見えるから。

生活が見える。

歴史が見える。

つまり、

講談師は、遺跡も史跡も好き。

なんですな。

夜は、地元のエンタメを観に行きました。

そこで観た伝統的な踊りも、影絵も、ポル・ポト政権時代に殆ど抹殺され、近年やっと復活してきたのだとか。

私が、講談師なんてやっていられるのも、日本が平和だからなんだよなぁ。

文化は、平和があって、初めて維持され、発展するのだ、という、当たり前のことに気付かされたり。

普段、日本にいたら考えないことも、海外に行くと考えたりします。

お酒ばかり飲んでいたわけではないですよー

説得力、ないかな?

ひさびさに海外を満喫しました。

頭から木が生えるくらい楽しかったです♪

☆☆☆

さて。

明日は日本に戻ります。

摂氏36度の国から、冬の日本へ。

寒いんだろうなぁ。

飛行機の中では、ちゃんと稽古するぞ!

(いままでやらんかったんかい!)

メール、電話、その他のお返事、明日以降になります。

何卒、ご容赦くださいませ。

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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