のっけからロードか?!
おはようございます。
貞寿です。
昨日は、
なでしこくらぶ、からの、日本橋亭夜席。
どちらの会場も、いつも通り。
いえ、いつも以上のご来場を賜りました。
ご来場ありがとうございました。
なでしこくらぶでは、超久々に寛永三馬術を出してました。
本当は、こみっちゃんとの二人会でやるハズだった読み物です。
それが中止になってしまって、何だか気が抜けていた所で、なでしこくらぶのことを思い出し、急いで覚え直しをした…という。
でね。
とりあえず音で聞きたいな、
馬琴先生の音源とかネットに上がってないかなー?と探してみたら、なんと、最初にヒットしたのが、談志師匠!(笑)
なんで?!
講談師じゃないの?!
てか、談志師匠、寛永三馬術やってたの?!
それじゃあって聞いてみたらね、これが大島伯鶴先生の本なんですよ。
随所にね、伯鶴先生っぽい表現があってね。
それを談志師匠が
「いいね、こういうところが講釈だね」
なんて言っててね、
もう、ニヤニヤしながら聞いてしまって。
つまり、完全に一視聴者となってしまい、勉強にならなかった、という(笑)。
こういう、誰もが知ってる話というのは、やっぱり難しいですね。
普通にやる。
それが本当に難しい。
で。
夜席の方はトリで。
「は組小町」をだしてました。
ネタを出した時には、まさか、こんなご時世になるとは思ってなくて。
人が死ぬ話で、本当に申し訳ありません。
でも、その分。
「ちゃんとやろう」
そう、思いました。
いま、私が出来る中では、
最大限頑張ったつもりではあります。
でも、本当ならね。
こんな時期にトリならば。
めでたしめでたし、で終わる話にしたかった。
そういう話が聞きたかった方、
申し訳ありませんでした。
そんなこんなで、
とりあえず昼夜終わって。
さあ、さあ、打ち上げ!!o(^-^)o
あーじゃない、
こーじゃない、
いろんな話しながら、お酒を飲む。
講釈、最高。
楽屋で、前座をからかいながら、
くだらない話で盛り上がり、
先輩の高座に耳を傾け、
自分も高座で講談を読む。
終わったら、
お酒を呑みながら、
他愛もない話に花を咲かせる。
なんでもない日常。
ごく当たり前の風景。
これが、いまとなっては幸せなことだったのだと、しみじみ思います。
今日は、
昨日差し入れいただいた、
海木のだしいなりでお昼ごはん。
大好きな、博多の味のひとつ。
「好きだ」
と言っていたものを覚えていてくれて、
差し入れいただける。
これも、本当に幸せなことです。
ありがとうございます。
これから、しのばず寄席。
当たり前の幸せを噛み締めつつ。
今日も良い一日でありますように。