やっと、ブログを更新できる心持ちになりました。


貞寿です。


本日は貞寿の会。

沢山のご来場ありがとうございました。


今日、申し上げました

「間男五十両」

ここは、いわゆるダレ場と言われる部分です。


師匠もこのあたりから大変に苦労されたとおっしゃってました。

とにかく、だらだら盛り上がりに欠けるエピソードが続くんですよね。

それ故に、今は誰もやらなくなってしまった場面でもあります。


師匠からは、

「ダレ場はダレ場としてやればいい」

「講談はそれが許された芸だ」

そう教えられてきました。


でも、いざ、自分がダレ場と向かい合ったときに、少なくとも今はそうは思えませんでした。


どうにか面白くすることはできないか。

先月から今月にかけては、暇だったもんだから、もう、そればかり考えていました。


その、一つの結果が、今日の話です。


師匠の本でいくと、5本くらい、時間にして3時間弱程度になる話を、テンポよく大胆に編集し直し、美人局の部分は被害者側に視点を変えることでマンネリ感を和らげ、表現を変えて笑いを足し、基本は一切変えずに90分程度の話にまとめてみました。

こういうことを、直感、その場でできる方もいらっしゃいますが、私は、いちいち本を作らないと出来ない不器用者で。

直前まで本づくりにかかってしまったので、覚え込みが遅くなり、少々手元があやふやになってはしまいましたが、多分、そんなに退屈感のある話にはなっていないんじゃないかなぁ。


多分、今回限り。

他で読むことはめったにない話です。

対費用効果、時間効果を考えると極めて効率の悪いやり方だったかもしれませんが、私は、これこそが、ダレ場の勉強なんじゃないかと思いました。


いかに、手を入れるか。

どこを残して、どこを削るか。


ちなみに、今回の話の構成は、ちょっと前に手にかけた「転宅」があったからこそ、できたかなと思います。

「落語を講釈にしても、釈場じゃやれないから、勉強にならないよ」

と言われたこともありましたが、とんでもない!

少なくとも私は非常に勉強になりました。


お富与三郎は、玄冶店だけじゃない。

どこをとっても面白い世話物なんだ、と。

あと半年かけて、お見せ出来たらいいな、と。

未熟ながらに、そう思っています。


予定では、今年10月に最終回を迎える予定です。

もしよかったら、どうか、それまでお付き合いいただけたら幸いです。


あまりに苦労したので、長々書き連ねてしまいました。

もしかしたら、あとで消すかも(笑)


兎にも角にも、こうやって苦悩する姿を見守ってくださるお客様がいるからこそ、勉強していくことが出来ます。


ご来場くださいました皆様、

また、場を与えてくださった皆様に心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!


次回もがんばるよー



©2021 一龍齋貞寿

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