おはようございます。
東京に戻りました。
貞寿です。
昨日は、ひさびさに師匠と大阪でお仕事でした。
いまは、妹弟子、弟弟子がいるので、師匠の仕事に供することもなくなりまして。
今回、ひさしぶりに師匠と二人きり。
しかし。
新大阪からタクシー移動で1時間半。
な、なに喋ろう…?(^_^;)????
私にとって師匠はお父さんみたいな存在なのでね。
たいして喋ることなんかないのです????
ま、いいか。
長時間移動でお疲れに違いない。
そっとしておこう、うん。
そう思っていたら。
師匠ったら、タクシーの運転手さん相手にまあ、よく喋る、喋る(笑)
大阪の運転手さんって結構喋る方が多いですけど、その運転手さんが無口になるほど喋る。
ノンストップ。
「私は道に詳しいんですよ」
といいながら、結構ベテランであろう地元の運転手さんに、大阪の道の指導をし出すという、貞心ワールド炸裂(笑)
ひさしぶりに師匠節を堪能しました。
(^_^;)????
しかし。
楽屋で二人きりになると、またしても手持ちぶさたになったか、突然運動しだす師匠。
一龍斎貞心、77才。
見事な足腰。
この機敏な動きをみる限り、あと十年は現役バリバリでいられそうです(笑)
私の後に師匠が高座にあがるので、
「お先でございます。大体30分くらいで降りてきますから、その前に袖にお越しください」
控え室で師匠にお声をかけて、袖に向かうと。
誰もいなくなった楽屋に独りでいるのが嫌だったようで、急いで着替えて、私が高座にあがる前に袖へスタンバイ(笑)
「楽屋にいても、暇でよ」
寂しん坊かっ!!
今回は、師匠の御趣向もあり、ひさしぶりに「名人小団次」を読ませて頂いたのですが、袖で私の高座を聞いていらした師匠に、恐る恐るお伺いをしたら。
「うん、まあ、いいでしょ、アクセントで気になる所はあったけど、お前にはもう言うことはないよ」
と。
正直、嬉しい気持ちもないわけではないけど、
「えーやだー!なにか言って言って!」
という気持ちの方が大きい。
真打になると、師匠からですら、滅多にダメを頂けなくなるんだなぁ。
寂しいなぁ。
少しずつ自分でしっかりやっていかなきゃね。
高座も終わり。
立ち寄りがあり、新大阪で師匠と別れますと。
ちょうど、夕飯時。
そうなれば、やっぱり、ちょっとくらい呑みたいよね。
いつもは新幹線の中で呑みますが、
たまには大阪で一人打ち上げでもしようかな、と、居酒屋へ。
これも、キューッと。
たまらん♪
仕事した後のおいしいお酒と肴。
そして、ひさしぶりに貞心ワールドを堪能した、充実の1日でした♪
☆☆☆
さて。
今日はこれから国立劇場。
演芸場じゃなくて、大劇場です。
ひー。(≧Д≦)
せっかくの機会なので、
こちらも、堪能したいと思います!
今日もよい1日でありますように。