おはようございます。
貞寿です。
昨日は、松紀三師匠と玉菊燈籠のお稽古。
とにかく玉菊は長いから、どうしても抜きの稽古になってしまうんですけど、一応、一通りの音は決定。
これで、何度か繰り返し、調整していくことになりました。
玉菊燈籠に出てくる花魁玉菊は実在の人物。
容姿、人物、ともに図抜けた人で、芸も達者。
河東節の名人だったとも言われています。
その話をチラッとしたら、松紀三師匠、本当にいい方なので。
「貞寿、河東節、どこかに使うか?」
と、用意していてくれました。
曲調としては、作品内に入れるのは難しい感じ。
でも、どこかにとりいれて、少しでも玉菊という人物を伝えられたらいいな、と思っています。
今回の玉菊燈籠にも、様々な長唄の曲を使用しています。
分かりやすいところで言うと、たとえば、玉菊が琴を弾くシーン。
そのまま琴を当てるのではなく、三味線で「琴の合方」という曲を入れたりしています。
吉原の賑やかなシーンでは「供奴」の酔っ払いの場面の曲を。
もちろん玉菊には、長唄から、好きな人を想う女性の気持ちを歌った曲を数曲選んで入れています。
シーンや内容に合わせた楽曲を当ててあるので、邦楽好きな方にも楽しんでいただけるかも。
だんだん、楽しみになってきました♪
貞寿独演会~寿会~
10月26日(金)18:30~
上野広小路亭
当日:2500円 予約:2000円
続々、ご予約頂戴しております。
ありがとうございます!
まだまだ、先の話ですが、お時間ありましたら、よろしくお願い致します♪
☆☆☆
さて。
明日は、花便り寄席です。
こちらもお時間ありましたら是非。
御来場お待ちしております。