おはようございます。
貞寿です。
昨日は「なでしこくらぶ」でした。
相変わらず多数のお運びありがとうございました!
私は、お馴染み中のお馴染みの話。
左甚五郎「竹の水仙」
ところが、ひとつ、大事な仕込みをすっとばし、あとから聞きに戻る、という…。
とっさに、つじつまは合わせましたが。
ああ、びっくりした。
慣れた話ほど、油断大敵。
大変失礼いたしました。
夜は、紀尾井ホールへ。
新内の人間国宝、鶴賀若狭掾師匠の会にお伺いしておりました。
若狭掾師匠とは、もう、何度もご一緒させていただいているのですが、客席からじっくり拝見したのは、実は初めて。
内容も、
「唐人お吉」
「鰍沢」
「瞼の母」
と、もう、タイトル見ただけでワクワクしてしまうものでね。
とっても楽しみに伺いました。
「唐人お吉」は、お弟子さんたちが、お吉の哀れな人生を切々と歌い上げ。
「鰍沢」は、車人形とのコラボ。落語をどんな風になさるのかなぁ、と興味津々でしたが、とても楽しい作りで、内容を知っていても人形の動きと語りで思わず「ふふふ」と笑ってしまいます。
また、若狭掾師匠と伊勢吉姉さんの「瞼の母」は、長谷川伸先生の話を見事に表現されていて、場内ではあちこちですすり泣きが。
ああ、勉強になったぁ~。
新内って、取っ付きにくかったり、難しかったりして、なかなか聞きに行けないって方もいらっしゃると思うのですが。
でもね。
若狭掾師匠は、新作にも力を入れて、とっても分かりやすく、楽しく聞かせて下さいます。
講談の人間国宝である貞水先生も
「講談には守るべきものと開拓すべきものがある」
とおっしゃっていますが。
その業界を背負う方々は、皆、保守的なだけではなく、新しいことにも挑戦される方ばかり。
むー
むー
むー
若手も見習わなければ!!!(≧◇≦)
つか、その前に、まず、古典をしっかりやれ、自分。
はい、すみません。
明日は、道楽亭で相撲の会。
☆11月23日(金・祝)
一龍斎貞寿独演会「愛しの大相撲」~九州場所編~
【開演】14:00
【出演】貞寿
【場所】新宿三丁目・道楽亭
【木戸】2500円
【問合】03-6457-8366
【備考】希望者のみ打ち上げあり、別途3500円
どーすんだ、今場所。
なにしゃべればいいんだ、今場所。
とりあえず、まずは、講談をしっかり申し上げて。
あとは、皆で横綱土俵入りのない九州場所を見ながら、貴景勝や高安あたりを応援しようではありませんか。
よかったら、お運びください。
ご来場おまちしております。