東京に戻って参りました。
貞寿です。
このたびの秋田は、喬太郎師匠の会に呼んでいただきまして、ご一緒させていただく…という大変ありがたい旅でした。
打上げもご一緒させていただきまして。
ありがたや、ありがたや。
その打ち上げ会場におきまして。
私、人生初めてのモノをいただきました。
いや、食べ物って、言っていいのかな?
いいのよね?
食べられるんだもんね。
食べ物、よね?
く、熊の手~!!!!
ひー!!(≧◇≦)
原型!!(≧◇≦)
姿煮!!(≧◇≦)
私、初めて見ました。
爪ついてるし!!
まんま手だし!!
これ、食べられるの???
いや、食べられるから、食卓にあがっているわけで。
まずは師匠に食べていただきましたら、
「食べてみなよ、美味しいよ」
とおっしゃるので、
私も恐る恐る頂いてみました。
あのね。
味はね。
一言で言うと、コラーゲンの塊、という感じ。
豚足とか鶏軟骨に近いかもしれないけど、豚足よりも癖がない。
獣臭さが全然なくて、非常にあっさり。
プリプリで、軟骨がコリコリ。
多分、調理された方がとっても上手なんだと思います。
あとは、新鮮、だったのかな。
熊の手が、新鮮、ってアレですけど。
見た目に反して、味は非常に食べやすいものでしたよ。うん。
そして、秋田といえば!
忘れちゃいけない!
きりたんぽ鍋!
これがとっても美味しかった!
さすが本場、大館!
やっぱりね、本場は違うんだよ。
聞いた話ではね、きりたんぽ鍋に油揚げが入るのは邪道!なんですって。
そもそもは、比内地鶏ではない鶏を使ったときの脂分を補うために、油揚げをいれたのがはじまりなんだとか。
へーへーへー!
東京できりたんぽ鍋食べると、必ずと言っていいほど、油揚げ、はいってますよね。
いまは、レシピ化されて、油揚げがはいっているのが普通、とされていたりするそうですが、やはり本場のこだわりは違います。
勿論、味は最高!
とっても美味しかったです。
そして。
11月30日が誕生日でいらした師匠の為に、ケーキも用意されてました。
が。
どうみても、死神…(笑)
師匠も死神のさげの台詞で蝋燭を消していらっしゃいました。
打ち上げも、たーくさんに囲まれて。
近県からも、スタッフの方々が駆けつけていらして。
とっても暖かい中で、楽しく過ごさせていただきました。
ありがとうございました。
あっという間の二日間。
でも、とっても勉強になる二日間で。
師匠の話を脇から聞かせて頂ける。
それが嬉しいのは勿論ですが。
大館でね、
「岡野金右衛門」をかけさせて頂いたのね。
それを師匠が聞いていて下さって。
その言葉を聞いて。
私の「岡野」は、いまは、あの形でいいのかな、と。
迷いましたけど。
いまは、あの形がいいのかな、と。
こういうことも、本当にありがたいことでした。
あっという間の二日間。
皆様、本当にお世話になりました。
ありがとうございました。