見事な晴天!

The冬晴れ!

貞寿です。

今日は。

今年最後の「講談カフェ」でした。

私は兎にも角にも、愛山先生の「三河義士伝、敵の倅」を楽しみにしておりました。

この話は、先生が作られた話で、史実を元に吉良側の家臣山吉新八郎が一人語りで討ち入りの時の話を物語る、という話。

実は私、諏訪大社に行ったときに、偶然吉良吉周の墓を見つけて、お墓参りをしたことがあります。

吉良吉周は、上野介の養子。実子を上杉家に養子に出したので、その変わりに孫を養子にして家督を継がせるつもりだったんですね。

山吉新八郎は、元々上杉家の家臣で、吉周に従い江戸へ来ていたそうで。

赤穂浪士の討ち入りの際は、吉周も応戦したが傷を追って気絶。

この時の処置を責められ、諏訪藩高島城に幽閉されました。

この時、吉周、18才。

(ちなみにこの沙汰がでたのは、2月4日、赤穂浪士切腹の日でした)

新八郎は、討ち入りの際、もっとも活躍した吉良側の一人だそうで、忠義に厚い人物。

吉周幽閉の際には、側近のひとりとして高島城に同行しています。

そして。

2年あまりの幽閉の後、

21才の若さでこの世を去った吉周。

死体は腐敗防止のため塩漬けにされて送られたそうです。

その後、新八郎は、再び上杉家へ仕官。

史実によれば、天寿を全うしたようです。

先生の話は史実を元にした創作だから、上記したこととは違うところもありますが。

なんと、引き込まれたことか!!

ああ。

吉良の話、やりたい!!(≧◇≦)

諏訪大社の脇にある、小さな寺。

ここに、吉周の墓がありました。

いつか、貴方の話を読ませてください。

そう言って手を合わせたことを思い出しました。

(忘れてたわけじゃないですけど)

来年は、少しやってみようかな。

これだけ赤穂義士伝はやってるんだから、吉良の話をしないのは嘘よね。

年末のこの時期に、

愛山先生から一足早いお年玉を頂いたような思いです。

先生、ありがとうございました!

☆☆☆

さて、そんな思いを胸に、明日は!

今年最後の「なでしこくらぶ」です!

☆12月19日(水)
なでしこくらぶ
【開演】13:00
【出演】一邑、織音、あおい、貞寿、すず、他
【場所】両国・お江戸両国亭
【木戸】1500円、他
【問合】0489-89-4769
※特集は「義士伝」ですが、私は特集外の話担当。

「大江戸聖夜」で、ひとりクリスマスネタ、です。

今夜遅く、FIFAクラブワールドカップ準決勝、レアル対鹿島がありまして。

その結果次第で内容が少し変わるかもしれませんが。(笑)

皆様のご来場をお待ちしております!

©2024 一龍齋貞寿

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