ただいま魚津@富山にいます。

貞寿です。

昨日は、魚津の花火大会でした。

母が

「浴衣を着て花火大会にいくの!」

というので、

ちゃんと浴衣を着てみました。

私は、朝青龍。

母は、隆乃若。

ともに、力士の浴衣です。

母が今日のために自ら縫った浴衣を着て、

花火を見に行きました。

歩いて10分くらいのところに海があって、そこで花火があがります。

母をつれて、休み休み、海へ。

目の前であがるから、そこそこ迫力あります。

母も大満足の様子。

杖をついて、ゆっくりゆっくり。

途中、休憩しながら、ゆっくりゆっくり。

歩きながら母が

「多分、これが最期の花火だわ」

「とてもいい、花火だったわ」

と。

御歳八十一歳。

足が悪い母。

人が多いところへは、なかなか連れていけないから。

確かに、花火を見に連れていけるのは、これが最期かもしれない。

同じ日に行われていた

長岡の花火大会にくらべたら、

子供だましみたいな花火かもしれないけど。

身の丈に合っていて、

ほのぼのしていて、

バカ騒ぎしてる人がいなくて、

地元の人に愛される花火大会。

私は魚津の花火が大好きで。

「人生最期の花火が今日の花火だったら、なかなか上出来じゃない?」

と、言ってみたら、

「とても良かったわ、ありがとう」

嬉しそうに笑ってました。

今年の夏は、

思い切り家族サービスするつもり。

元気なうちに。

歩けるうちに。

母よ、まだ序盤だからね。

覚悟しておきたまえよ。

©2024 一龍齋貞寿

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