今朝夢を見たんですが…いい夢じゃなくて。

初夢ってやり直しきくのかしら?

おはようございます。

貞寿です。

昨日は元日。

でもって、ファーストデイ=映画の日。

映画がちょっとお安く見れる日です。

家族はだれも家にいないので、ならば、と、のんびり映画を観てきました。

観よう観ようと思って延び延びになってしまった作品「カツベン!」

山野一郎先生の名を継ぐものとして、これは観ないわけにはいかーん!

で、遅くなりましたが観てきました。

活動弁士、という、一般の人にはなじみの薄い題材ながら、娯楽作品として誰でも楽しめる作品になっていました。

ネタバレ的な話になってしまうけど…。

子供の頃から活動写真が大好きで弁士の物真似ばかりしていた少年が、詐欺師を経由して、本物の弁士になっていく…という筋。

だから、劇中の説明の場面が非常に重要になるのだけど、これが実に見事でした。

有名な弁士の物真似やったりするんだけど、言葉と調子で全く違う弁士の物真似をしていることが説得力をもってわかる。

まず、これが凄い。

劇中のドタバタも、チャップリンを思わせるような軽快さで、映画愛に溢れた作品でした。

個人的には。

売れっ子弁士は、

「絵に客がつくんじゃない、俺の説明に客がつくんだ」

といい、絵を自分の説明に合わせて再生するように指示する。

でも、今は落ちぶれた、かつての売れっ子弁士は、

「映画はそれだけで面白い。説明は無駄だ。」

と酒を飲む。

こういうところ、ぐっときます。

面白くない絵を面白く見せる。

これは文句なく弁士の腕の見せ所。

でも、ただ見ているだけで面白い絵は、そのまま見せるのも弁士の腕、なのかな、と。

あと、マニア的な楽しみとしては、片岡さんや頼光さんたちが出ているのも楽しい。

特に片岡さんは、後半、客席にいまくり(笑)

ウォーリーのように片岡さんを探す楽しみもあったりします。

まだ間に合うので、気になる人は早めに映画館へ!

とてもいい元日でした♪

☆☆☆

さて。

今日は、いよいよ箱根駅伝!

ですが、講談初席もあります!

(も、ってなんだ、も、って)

駅伝興味ない方は、ぜひ日本橋亭にお運びください!

よろしくお願いいたします!

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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