おはようございます。

貞寿です。

年末が近づいてきますと、

芸人が必ず準備するものがあります。

それが、「手ぬぐい」

毎年作る人もいれば、

一度に何年か分を作ってしまう人もいますが、

お正月には、毎年新しい手ぬぐいをお渡しして皆様にご挨拶をいたします。

私は大体毎年色を変えているので、来年2021年用の手ぬぐいの発注をしに行ってきました。

伺いましたのは「伊勢保染工所」さん。

都内にはもう4、5件しか染工所がないそうですが、伊勢保染工所さんは、創業約100年という老舗だそうです。

お忙しい中をお願いして案内していただきました。

(ありがとうございます!)

染めないところに、もみ殻を振りかける作業。

一枚、一枚、木枠を使って、丁寧に染められます。

うーん、職人技!

染めた後は、洗い流して乾燥させます。

出来上がった手ぬぐいが、風になびく様は、鯉のぼりのよう。

ちょうど、三三師匠の手ぬぐいが天日干しされていましたよ。

この日、ご一緒に伺いましたのは、

手ぬぐいといえばこの方、五明樓玉の輔師匠。

私の手ぬぐいは、二つ目時代からずっと玉の輔師匠にアドバイスしていただいております。

ひょいとみると。

見覚えあるパ〇ゴニアのパクリ…

いえいえ、一流ブランドと偶然にもデザインがそっくりな、玉の輔師匠の手ぬぐい。

デザインが可愛いからでしょうか。

埃除けとして、有効活用されていました。

ご自身の手ぬぐいを見つけて、ご満悦の玉の輔師匠(笑)

二階から全体を眺めますと、

圧巻ですっ!!

私たち芸人の手ぬぐいは、こんな風に職人さんの手によって、一枚一枚丁寧に染められたものです。

機械ではないので、柄や色の出方も微妙に異なります。

通常、芸人の手ぬぐいは、

お世話になった方や、

頂きものをした際などに、

御礼としてお渡しするものです。

以前、

「手ぬぐいって名刺がわりなんでしょ?だったら一枚頂戴!」

と言われて驚いたことがありますが(笑)

基本的にはお世話になった人に差し上げるものなのですよー

とはいえ、お正月はみんな持ち歩いてますから、通常より簡単にgetできると思います。

ご贔屓の芸人がいらっしゃる方。

(このブログを読んている人はほとんどだと思いますが)

初席などに足を運んで、

ぜひ貴重な手ぬぐいをgetしてくださいね。

私の手ぬぐい、2021年バージョンは、

12月上旬に出来上がる予定。

どんなふうに染まってくるかな?

いまから、楽しみです♪

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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