先日のこと。

二つ目の頃からお声がけ頂いている、中野のお寿司屋さんに、ちょこっと顔をだしてきました。

コロナ前は毎年お邪魔していたのですが、コロナ後はいつ通りかかっても「臨時休業」。

お店は大丈夫かなぁ、と心配していました。

先日、通りかかった時に、店に明かりがついていたので、電話してみたら
「やってるよー!」
とのこと。

嬉しくお邪魔してきました。

「ご無沙汰してます、大将、お店、大丈夫?」
「大丈夫じゃないよー!」
「ええ?!それは大変!ええと、とりあえず特上にぎりと生ビールください!(´⊙ω⊙`)💦」


久し振りに、お客さんとして握ってもらったお寿司をつまみながら、あれやこれや。

緊急事態宣言やまん延防止措置が取られている時は、扱うのがナマモノだけに仕入れが難しく、休業せざるを得なかったそう。

「早く店を立て直して貞寿ちゃんを呼べるように頑張るよ」

なんておっしゃってくださってましたが、もう、そんなのはどうでもよくて。

とにかく、お店がやっていて良かったぁ…ホッ。

私達芸人も、コロナ禍中はホントに色々大変でしたが、飲食店等も一部を除き、みんなみんな、大変。
まん延防止措置が解除されてからも、まだ戻らぬ客足にため息をついていらっしゃいました。
聞けば、居酒屋さんやお寿司屋さんなど、店舗でやっていた小さな演芸会は、コロナを機会にやめてしまったところが結構あるんだそうで。
そうだよね。
余裕があるから演芸会が出来るんであって、本業が大変になったら出来るわけないですよね。

それでもね。

休業中は、家で全く笑わなかったという大将が、笑って板場に立っていてくれた。
その姿を見て、ちょっとホッとしました。

講談も、色々大変ですが。
みんな、まだまだ大変で。
そんな大変な中、講談を聞きに足を運んでくださるお客さま。
そして、コロナリスクを覚悟した上で興行を開催してくださる主催者さま。

本当にありがとうございます。

一時、楽しんでもらえるように。
ちゃんと頑張らなきゃ。

と、改めて思う今日このごろ。

今日は、次郎長伝、稽古しております。
まだA山先生に上げの稽古をお願いできておりませんが、近いうちに皆様の前でネタおろしできますように。

がんばりまーす。

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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