貞寿です。

 

WBCが終わって、

大相撲大阪場所が終わって、

気が付けば、まもなく3月も数日。

 

個人的に今月はちょっと大変なことが多くて。

でも、

「終わったらコレがある!」

と楽しみにしていたものがありまして。

 

それが、

 

赤信号劇団 第15回公演「誤餐」@スズナリ

 

 

個人としては、何度も舞台を拝見している赤信号の皆様が、

28年ぶりに公演!

しかも!バラさん作・演出!

 

と、聞いたら行かないわけはないのですっ!!!

 

昨日、ウキウキしながらスズナリに行ってまいりました❤

 

赤信号の三人って、個性がバラバラで。

誰一人として「バランス型」の人がいない。

だからこそ、三人が集まった時の面白さがカラフルでまぶしかったんだなぁ。

 

TVに出まくっていたのは1980年代頃だから、私は子供すぎて、ぼんやりとしか覚えてはいないのだけど。

でも、小学生の私でも、

「リーダーは女性にもてそう」

と思ったことだけは、はっきり覚えています。笑

 

バラバラな個性と魅力をもった三人が、

いえ、出演者たち全員が、

間違いを犯しながら、生きていく姿がなんとも愛おしい。

 

あと一歩が踏み出せなかったばかりに運命が変わってしまうこともある。

思い通り、すべて順風満帆な人なんていなくて。

人生は、誤算ばかり。

 

一生懸命生きることが、喜劇でありながら、心に刺さる。

そんなお芝居でした。

 

途中、

「おや?ここはもしや、講談を意識した演出でしょうか?」

と思う場面もあり。笑

 

さすが、バラさん作品。

もう、素晴らしかったです❤

 

超・個人的な感想としては

 

男の人って、

心で思っていても口に出せなかったり、わかっているだろうと思って言わなかった言葉のために

「そんなつもりじゃなかった」って誤算が生じたりして


女の人は、

その一言を、待って、待って、待ちくたびれて、裏切られたような気持ちになってしまって、

「こんなはずじゃなかった」って誤算が生じたりして

(↑これは昭和っぽい古い価値観かもしれないけど)

 

どんなに幸せそうに見える人でも、思った通りに人生を生きている人なんて多分いなくて、

人生って、誤算ばかりな気がします。

 

そんな誤算を、時間を経て、苦笑いしながら受け入れることができる。

大人になるってそんなことなのかも。

 

赤信号劇団 第十五回公演「誤餐」

下北沢ザ・スズナリにて

~2023年4月2日(日)まで

 

誤算だらけな大人たちのお芝居です。

 

当日券も若干数でるみたいなので、お時間あったら是非!

※特に誤算多き人生を歩んできた大人の皆さまに力いっぱいおすすめです。笑

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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