東京に戻ってきました。

貞寿です。

 

二日間、富山に滞在しておりました。

 

初日は、砺波の西方寺で一席。

 

ご住職のリクエストが「鎌倉星月夜」

なぜかと申しますと…

こちらのご住職、三谷さんは、

北条政子の弟、北条義時の倅、北条朝時の子孫なのです!

ご住職自ら家系図のご説明などもあり。

 

なにしろ800年以上前の話にさかのぼるので、家系図が長い長い💦

簡単に言うと、二代執権北条義時の子息、北条朝時が謹慎期間中に作った子供のうちのひとりが僧侶となり、作ったお寺が西方寺の祖なのです。

また、御先祖の中には皇室とゆかりの深い方もおいでになるそうで…

 

いやあ、人に歴史あり。

 

先日、船でお会いした、真柄十郎座衛門の子孫の方もそうですが、講談って実話をもとにしてお話しているので、その話の子孫の方に出会うことがあってビックリ。

本当に、ありがたいご縁です✨

私は、多分、子孫遭遇率の高い講談師なんだと思います。笑

 

翌日は、大仏茶屋で素人弟子さんと二人会。

 

「三方ヶ原軍記」を読むときには「しかみ像」の絵を見せながら解説もあり✨

 

 

ネタおろしの「夫婦餅」は表情豊かに見事に読み上げました✨

 

 

私も、二席。

 

 

終演後には愛娘ちゃんからの花束贈呈もあったりして✨

 

 

当人、やりきったぞー!という満面の笑み✨

 

本当によく頑張ったと思います。

公演の前日や、当日の朝など、私も指導させてもらいましたが、一回ごとにどんどん成長していく姿は見ていて頼もしかったです。

当日、一生懸命、そして楽しそうに高座に上がる姿を見て、「ああ、私も見習わなくては」とすら思いました。

 

暑い中、お集まりくださいました皆様、

本当にありがとうございました!

 

つかっちゃんのやりきった姿を見て、一番弟子(素人)さんも触発されたようで、

「あの…また、よろしくお願いします」

と言っていたので。笑

まだまだ、講談続けてくれるかな?

 

富山の別宅がなくなってしまったので、そう頻繁に行くことは出来ないと思いますが、稽古くらいならZOOMとかでもできますしね。

 

こうやって、私を見て、初めて講談を知ったという人たちが、講談を好きだと言ってくれる。

自ら「講談をやってみたいです」と言ってくれる。

忙しい中、一生懸命勉強してくれて、高座で楽しそうに読んでくれる。

 

私がかかわった町で、講談という文化が根付いてくれるのが、とても嬉しいです✨

 

皆様、本当にありがとうございました!

 

次回は、また、秋ごろにお伺いできそうです。

また、お会いできるのを楽しみに…✨

©2024 一龍齋貞寿

赤井情報網

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