例年になく暖かい12月14日。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
貞寿です。
私は、京都山科へ。
毎年、12月14日には、山科で義士まつりが開催されております。
コロナ禍ではお休みしてましたが、去年から再開。
今年は私も参加させていただくことができました。
まずは
大石神社へお参り。
大正元年、四十七義士命を祀る神社となった、大石神社。
その隣に、
内蔵助の山科での住居跡「岩屋寺」があります。
コロナ前は毎年お伺いしておりましたが、
今回、私は4年ぶり。
今年は「赤垣源蔵」を申し上げました。
「今年は人が少ないな、やっぱりコロナでお休みしてたからかな」
と思っておりましたら。
講談が終わったころに、ちびっこ四十七士たちがやってきました!
可愛い~❤
この後、大人四十七士もやってきたようです。
ゆっくり見物したい気持ちもありましたが、今年は行きたい場所があったので、早々にここを後にして、参りましたのは、大阪の吹田。
私がどうしても行きたかったのは
「泉殿宮」という神社。
ここは、実は「宮脇志摩」が宮司をしていた神社なのです。
…と言ってもわからない方のために簡単に説明しますと。
「大塩平八郎の乱」は歴史の授業で皆様習ったと思いますが、「宮脇志摩」は「大塩平八郎」の親族。
乱に参加した罪を問われ自害して果てております。
その子供たちも流罪となりましたが、御赦免になったのち、泉殿宮に立ち戻り、いまでも代々宮司をなさっているという由緒ある神社。
私が先日申し上げた「錦の舞衣」の中に出てくる、宮脇志摩の倅「宮脇数馬」
この人はおそらく圓朝師が創作した人物だと思われますが、数馬の父親とされた「宮脇志摩」は実在の人物。
その神社がいまでもある、と知って、絶対行きたい!と思っていたのでした。
御由緒書を頂いたのですが、東洋初のビール工場であるアサヒビール工場とも所縁があるみたい。
いろんな話が残っている、とても立派な神社でした。
現宮司さまに色々お話を聞くことができて、幸せな時間でした❤
駆け足で歩き回った、今年の12月14日。
なにより、今日、赤穂義士伝が読めたことに感謝❤