おはようございます。

貞寿です。

 

二ツ目の頃、ご縁あって、山形の霞城公園で行われている桜まつりで講談を読む、という機会がありました。

城と桜を背景に、30分くらい、地元の話を講談にして読む、という。

二ツ目になったばかりの私には、なかなか骨の折れる仕事でした。

野外ステージだったので、雨が降ると大変で、

小雨くらいならば中止せず、そのままやっていましたから、終わったときには、全身ずぶ濡れ、張扇はボロボロ。

それを一日3回公演でやっていたのですから、若いって素晴らしい。

いまでは、さすがにもうできないだろうな、と思います。

 

その時に、山形のことも色々勉強しました。

出羽国山形藩、初代藩主、最上義光。

そして、その娘、駒姫の悲劇。

古典講談では、保科正之の出世慱に山形でのエピソードを挿入して読んだり、

隣国の伊達政宗にまつわるお話も。

そして、もう一つの関ヶ原の合戦ともいえる「慶長出羽合戦」も新作講談一席にして読ませて頂いたりしました。

 

ご注文で作った話、というのは、大体がその時限り。

他でかけることは、ほぼ、ありません。

私がその時に作った「慶長出羽合戦」も一度限りで、もう読むことはないだろう、と思っていました。

 

ところが。

 

ひょんなことから、以前とは別の依頼主からのご注文があり、

再び「慶長出羽合戦」を読むことになりました。

 

 

今回は、慶長出羽合戦の中でも「畑谷城の戦い」を中心にしたもの。

昔作った台本が参考になるかな…と、古い台本を引っ張り出してきましたが、今読むと、まあ、台本の作り方が未熟な事!

こんな面白くない台本をつくっていたのか!

よくクレーム来なかったな!

我ながら、昔の自分の未熟さに呆れてしまいました。笑

 

なので、昔の自分は当てにせず、台本は一から書き直しました。

 

今回は、直江兼続率いる二万の軍勢を相手に、たった五百人で立ち向かった江口五兵衛光清。

その戦いぶりを、修羅場を交えて、一席の講談にしました。

 

頑張って作ったから、東京でも高座にかけてみようかな。

貞寿オリジナルの新作戦記。

結構、レアだと思います。

 

皆さんにお楽しみいただける様、これからしっかり稽古しなくては。

 

来月あたり、東京でも読むかもしれません。

 

なじみのない話だと思いますが、面白く聞いていただける様、がんばりまーす。

©2026 一龍齋貞寿

赤井情報網

Log in with your credentials

Forgot your details?