今日から三連休。
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
私は、暇です!(笑)
貞寿です。
昨日、しのばず寄席でした。
しのばず寄席は、永谷さんが独自に顔づけされているので、普段御一緒にならない人と一緒になるんです。
昨日、「梅花の誉れ」を読んで、高座から降りてきたら、楽屋で着替えていらしたトリの里う馬師匠が、
「懐かしいね、貞寿さんの大師匠もよくやってたよ」と。
「寛永三馬術」というと、一般的には馬琴先生のイメージかと思いますが、大師匠(六代貞丈)は落語協会に所属されていたので、協会の方は大師匠の「梅花の誉れ」をよく聞いていらっしゃったのだそう。
里う馬師匠も、協会にいらしたときに「よく聞いたよ」と。
「あの、パッパカ、パッパカ、パカパカ、パッパカ、ってやるやつですよね」
「そうそう、懐かしいなぁ」
なんて、おっしゃってくださって、思わぬ事に私はもう嬉しさ大爆発っ!
今年で、大師匠が亡くなって17年。
大師匠の事をご存じの方も大分少なくなりました。
だから余計、大師匠の高座をご存じの大先輩とお話しできるのが、もう殊更嬉しくて、嬉しくてっ!
大師匠や五代貞丈の話、談志師匠が講釈好きだった話、毎年恒例で行われていた一心会の話…。
ついつい食い入るように聞き入ってしまい、高座にあがるギリギリまで話し込んでしまいました。
(ああ、なんて迷惑な…すみません)
昔はね、貞水先生が、楽屋や、打ち上げなどで、昔の芸人の話を沢山してくださったんですよ。
それが、私にとっては本当に幸せな時間でした。
いまは、御一緒させていただける機会も減ってしまったのだけど。
二つ目の頃、移動のタクシーの中で、2時間、貞水先生を独占してお話させていただけたことがあって。
あの時間は、今でも、私にとって本当に宝物です。
里う馬師匠も、前座のころに、五代貞丈先生に呑みにつれて行ってもらったことがある、そうで。
師匠に言ったら、
「それはお前にとって宝物になるぞ、よかったな」
そうおっしゃった、と。
そんな話を、首がもげそうなくらい、ぶんぶん頷きながら聞いていました。
芸人の幸せは、高座に上がれることだけじゃない。
楽屋で過ごす時間も、本当に幸せなんだな、と。
私もいつか、後輩たちにそんな話をしてあげられる講談師になりたいな。
話、聞いてくれるかな?
「また貞寿先生の昔話が始まったよ」
なんて言われちゃうかもね(笑)
とにかく、相変わらず
「当たり前のことが幸せな一日」
でした。
☆☆☆
さて、今週末は!
こんな表参道のお洒落なスポーツバーで
「お洒落なスポーツバー」が似合わない枝太郎兄さんと演芸会です。(笑)
☆3月22日(日)
緊急開催!スポーツバーで寄席ばいいのに
【開演】14:00~、17:00~
【出演】枝太郎、貞寿
【場所】表参道Sports Bar Spalti
【木戸】1000円+1ドリンク
【問合】03-6434-1154
http://www.spalti.tokyo/
東京都港区北青山3-6-20 KFIビル B1F
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線【表参道駅】徒歩2分
※地下通路B2地上口すぐ。表参道駅から127m
コロナ対策、きっちりやってくれるお店です。
どうぞ安心してご来場ください。
皆様のご来場お待ちしております!