今年はカレンダーの並びによって、長期のお休みになった方も多かったかと存じます。
私たちは、毎年、ほぼ代り映えしないお正月を迎えておりまして、初席やご挨拶などの合間に、初詣などにも行っております。
昨日は、明治神宮に初詣に行ってきました。
三が日を外せば結構空いている、と聞いていたのですが。
そこは、日本一の参拝客が訪れる明治神宮。
4日のお昼ごろは、こーんな感じ。
ひえー!Σ( ̄□ ̄|||)
なんちゅう混雑!!
でも、流石に大勢の参拝客を扱うのに慣れていらっしゃいますから、混乱なく、案内され、約30分くらいで参拝することができました。
ああ、よかった。
今年もいい年でありますように…。
お参りが終わった後は、一方通行に従って歩いていきます。
お守りなどを購入し、案内にしたがって、ぐるーっと遠回りすると、また、原宿駅前にでてきます。
が。
ここからまた、明治神宮の本殿方面に回ります。
なぜ、そんな面倒くさいことをしているかというと、
私、未だに毎年、清正の井戸にも立ち寄っているからです。
皆様はご存じでしょうか。
たしか、10年以上前になると思うのですが、明治神宮にある「清正井」は、清正の時代からずっと水が湧き出ていて、枯れたことがない。
清らかな水が滾々と湧き出てくるところから、パワースポットと言われるようになり、特に水が湧き出るところから、芸能関係にご利益ありと言われ、写真を待ち受けにすると仕事がどんどんはいってくる、と注目されたことがありました。
「お参りしたら、仕事が増えるの?マジ?」
当時二ツ目だった私は、なんとか講談で生きていきたい!と、藁をもつかむような思いで、お正月には清正の井戸を訪ね、毎年、その姿を待ち受けにして
「今年も仕事がありますように」
とゲン担ぎをしていたのでした。
お陰様で、現在までこの世界でなんとか生活していけるようになった、現在。
ご利益どころか、かえって「お参りすると祟られる」など、ネガティブに言われることも多くなりました。
それでも、もう、私、辞め時がわからないんです。
薬研堀が終わって、
おせちを作って、
紅白見て、
初席に出て…という年末年始の流れの中に、
「明治神宮にお参りにいって、清正井の写真を撮る」
というのが組み込まれているのです。
というわけで、前振りが長くなりました。
清正井、です。
効果のほどはわかりませんが。
お陰様で、演芸界の片隅で、22年間、なんとかやらせていただいております。
もう、いまでは、仕事が欲しい!何卒!と願う場所ではなく、
「昨年一年間、なんとか仕事させていただきました。ありがとうございます。」
そう、お礼を言いに来る場所の一つになりました。
皆様もよかったら、上記写真、待ち受けにどうぞ~
(信じるか信じないかは貴方次第です。笑)
☆☆☆
さて、明日は講談協会初席@深川江戸資料館です。
☆1月6日(月)
講談協会初席(深川江戸資料館) 昼の部
講談協会初席(深川江戸資料館) 昼の部
【開演】13:00
【出演】貞司、琴鶴、山緑、貞寿、すみれ、梅福、香織、琴梅、他
【場所】清澄白河・深川江戸資料館
【木戸】予約2800円、当日3000円、他
【問合】03-4363-6335
皆様、もうすでにお仕事始まっていると思いますが、もし、お時間ございましたら、ぜひお運びくださいませ!
また、夜は師匠がトリでございます。
昼間はいけないけど、夜ならいけるよーという方も、ぜひ!
皆様のご来場お待ちしております!