本日は、泉岳寺講談会!

春陽先生が安兵衛婿入り。
京子先生は渋沢栄一でした。
ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

☆☆☆
 

さて、明日は!

個人的に、こちらから一方的に大好きな、茜先生と二人会でございます!

 

 

ほぼ接点のない茜先生に、なぜ私が、こんなに一方的に思いを寄せているかといいますと!


話は、20年以上前にさかのぼります。

 

まだ私が、前座の中でもペーペーだった頃。

いまもあります「花便り寄席」の前座をしていたときに、初めて、茜先生とご一緒させていただきました。

前座ですから、楽屋でゆっくりできるわけがなく、お茶をいれたり、着物を畳んだり、ネタ帳書いたり、あわただしく仕事をしている中で、耳だけはモニターに注意をむけなきゃいけません。

いま、高座でなんの話を読んでいるか。

ネタ帳を書くため、また、トラブルがあった時には高座に駆けつけなきゃいけない、そのためにも、作業しながらも話は聞いていなきゃならない。

 

いつものように、楽屋で仕事をしながら、捨て耳でモニターから流れてくる茜先生の話を聞いていました。

 

そこで、先生が読まれたのは、先生が自作された新作講談。

 

タイトルは覚えていませんが、内容ははっきり覚えています。

電車の中で、おばさんの隣に座ったお姉さんが、どんどんおばさんに感化されていく…という話。

それまで、新作落語は聞いていても、疑古典じゃない新作講談を聴いたのは生まれて初めてでした。

 

「うわー!こんなのありなんだ!」

 

楽屋でどれだけ胸躍ったことか!

もう、楽屋仕事なんかそっちのけですよ。

モニターに釘付け。

でも、私は前座だし、他協会の先生に「素晴らしかったです!」なんて言えるはずもなく、また、先生もそそくさとお帰りになってしまい、私は背中を見送るのが精いっぱい。

 

それが、茜先生との出会いでした。

 

それから、1度だけ前座の時にお会いしたことがありましたが、以降、まったくお会いすることができませんでした。

 

真打昇進後に、ポツポツお会いすることができるようになり、ちょっとだけお話できるようになりました。

でも、ちょっとだけ、です。

なぜならば、私のこのうっとうしい暑苦しさで、

「茜先生~好きですぅ~大好きですぅ~うへへ~」

って言い出したら、絶対気持ち悪い!絶対嫌われる!

 

以降、私の愛は、少しずつ、少しずつ、小出しにお伝えするようにして、

ようやく!二人会開催まで到達したのでございます!!

 

もう、この文章だけで、大分暑苦しくてキモイでしょ?

私もわかっているんですけど、ダメなんですよ。

私、好きなものには猪突猛進なところがありまして💦

 

そんな、私が憧れてやまない、茜先生との二人会です。

 

ぜひ、ほんと、ぜひ、お運びください!!

私、めっちゃ頑張ります!!

 

☆3月15日(土)

茜・貞寿二人会

【開演】14:00

【出演】貞寿、茜

【場所】高田馬場・ばばん場

【木戸】3000円

【問合】03-6907-0398

【備考】エレベーターはございません、3階まで階段のみになります

 

何卒よろしくお願いいたします!

©2025 一龍齋貞寿

赤井情報網

Log in with your credentials

or    

Forgot your details?

Create Account