本日は、泉岳寺講談会!
さて、明日は!
個人的に、こちらから一方的に大好きな、茜先生と二人会でございます!
ほぼ接点のない茜先生に、なぜ私が、こんなに一方的に思いを寄せているかといいますと!
話は、20年以上前にさかのぼります。
まだ私が、前座の中でもペーペーだった頃。
いまもあります「花便り寄席」の前座をしていたときに、初めて、茜先生とご一緒させていただきました。
前座ですから、楽屋でゆっくりできるわけがなく、お茶をいれたり、着物を畳んだり、ネタ帳書いたり、あわただしく仕事をしている中で、耳だけはモニターに注意をむけなきゃいけません。
いま、高座でなんの話を読んでいるか。
ネタ帳を書くため、また、トラブルがあった時には高座に駆けつけなきゃいけない、そのためにも、作業しながらも話は聞いていなきゃならない。
いつものように、楽屋で仕事をしながら、捨て耳でモニターから流れてくる茜先生の話を聞いていました。
そこで、先生が読まれたのは、先生が自作された新作講談。
タイトルは覚えていませんが、内容ははっきり覚えています。
電車の中で、おばさんの隣に座ったお姉さんが、どんどんおばさんに感化されていく…という話。
それまで、新作落語は聞いていても、疑古典じゃない新作講談を聴いたのは生まれて初めてでした。
「うわー!こんなのありなんだ!」
楽屋でどれだけ胸躍ったことか!
もう、楽屋仕事なんかそっちのけですよ。
モニターに釘付け。
でも、私は前座だし、他協会の先生に「素晴らしかったです!」なんて言えるはずもなく、また、先生もそそくさとお帰りになってしまい、私は背中を見送るのが精いっぱい。
それが、茜先生との出会いでした。
それから、1度だけ前座の時にお会いしたことがありましたが、以降、まったくお会いすることができませんでした。
真打昇進後に、ポツポツお会いすることができるようになり、ちょっとだけお話できるようになりました。
でも、ちょっとだけ、です。
なぜならば、私のこのうっとうしい暑苦しさで、
「茜先生~好きですぅ~大好きですぅ~うへへ~」
って言い出したら、絶対気持ち悪い!絶対嫌われる!
以降、私の愛は、少しずつ、少しずつ、小出しにお伝えするようにして、
ようやく!二人会開催まで到達したのでございます!!
もう、この文章だけで、大分暑苦しくてキモイでしょ?
私もわかっているんですけど、ダメなんですよ。
私、好きなものには猪突猛進なところがありまして💦
そんな、私が憧れてやまない、茜先生との二人会です。
ぜひ、ほんと、ぜひ、お運びください!!
私、めっちゃ頑張ります!!
☆3月15日(土)
茜・貞寿二人会
【開演】14:00
【出演】貞寿、茜
【場所】高田馬場・ばばん場
【木戸】3000円
【問合】03-6907-0398
【備考】エレベーターはございません、
何卒よろしくお願いいたします!