昨日は、しのばず寄席。
暑い中、沢山のお運び、ありがとうございました。
13時過ぎに高座を下りて、楽屋で着替えていたら、14時半上がり予定の奈々福姉さんが、少し早めに楽屋入りしてくれて、久しぶりに姉さんに会うことができました。
豊子師匠が亡くなってから、奈々福姉さんに初めてお会いして、豊子師匠の葬儀の様子など、色々、伺うことができました。
私は、葬儀に出ることができず、お顔を拝見していないので、なんだか、豊子師匠が亡くなったという実感が持てないままだったんですが、姉さんの顔を見て、姉さんから話を聞いて、初めて、豊子師匠が亡くなったことを実感しました。
私は、豊子師匠の三味線で唸る、奈々福姉さんの浪曲が、大好きで。
二人が楽屋で話している様子を見ているのも、大好きで。
お二人がどれだけ密に過ごしていらしたか、
多分、講談界では一番近くで、一番長く見てきたと思います。
それだけに、覚悟はしていらしても、失う辛さが自分のことのように思えて。
「豊子師匠が亡くなった」と知ったときには出なかった涙が、姉さんの顔を見たときに止まらなくなってしまいました。
豊子師匠の葬儀は、
沢山の豊子師匠の記事や写真が飾られ、まるで“豊子博物館”のような様子であったこと。
お花は90基も届き、それはそれは華やかだったこと。
奈々福姉さんが教えてくれました。
豊子師匠、喜んだだろうなぁ。
その中に、自分のお花も出せてよかった。
私も、年を取り
私の身の回りの人たちも、同じく年を取り、
人の寿命は有限なので、いつか必ず別れがきます。
貞水先生も、
貞山先生も、
正楽師匠も、
冥途黄泉へと旅立たれ、
豊子師匠は、今頃、武春師匠の三味線を弾いていらっしゃるでしょうか。
観に行きたい気もしますが、
それは、もう少し先の楽しみに。
今日は、東京で37度。
今夏、二度目の暑さのピークだそうです。
皆様もどうぞご自愛くださいね。



