貞寿です。

本日、貞寿の会。
沢山のご来場ありがとうございました!

↑今日はちょっとお洒落なお店で。
クラフトビールでひとり打ち上げ。

長々読み続けてまいりました
「お富与三郎」
本日、大団円を迎えました。

今日は、ポテサラとレアレバーを肴に


ちょっと長文にお付き合いくださいませ。

☆☆☆

この「お富与三郎」は、コロナ禍とともに連続よみを始めました。
第一話のネタおろしは、人生で初めての無観客配信でした。

そこから、1年半、になるのかな。

二ヶ月に一回、一話から三話ほどネタおろしをしながら読み進め、本日、ようやく最終話を読み終えました。

長く連続よみをしていると、途中、当然「ダレ場」というのが出てまいります。
ダレ場…要するに、あんまり面白くない場面です。
この「お富与三郎」にも、当然、ダレ場がありました。

玄冶店から、お富と暮らすようになった与三郎が悪事に手を染める…という場面ですが、毎回同じような内容の話が続くんですね。
やり手としてはカットしたくなります。
だってそうでしょう、同じような話なら、2つ3つやれば十分じゃないですか。

でもね。
同じようでも、同じじゃないんです。

一つ、一つ、悪事を重ねていくたび、うまく行ったり、失敗したりしながら、世間知らずだった与三郎が、段々悪党になっていくんです。

そして、お富とはもう、ただの夫婦じゃない。運命共同体のようになっていく。

ここを経るからこそ、後の展開に説得力が生まれるのだと、思ったりします。

シーズンⅢ…島抜けからは、もう、怒涛の展開です。
ここからは、師匠から習うことができなかったのですが、正直、自動筆記のようになんの迷いもなく、筆を進めてまいりました。

特に、今日の話
「観音久治」
「与三郎殺し」
この二席は、ほぼ、台本にすらなってません。
流れを頭に叩き込んだだけ。
あとは、高座で、その場で、会話をしておりました。

私のお富と、与三郎は、ああいう形でしか結末を迎えることができませんでした。
講談本のラストシーンとは全然違うんですけど、一年半読み続けてきた私のお冨与三郎は、ああするより他はなかった。
お富と与三郎が、あの結末を選びました。

でも、決して、この話は悲劇じゃありません。

お冨も、与三郎も、お互い、会わないほうが幸せだったはず。
でも、会わずにはいられなかった。
会って、不幸になる方を選んだんですね。

いや、不幸、じゃないか。

あれで、良かったんです。うん。

私の中に、お冨と与三郎という二人の人物が生きていました。

その二人を、今日、見送った。
そんな心持です。

連続よみは、一応、ここで大団円となりましたが、私の「お冨与三郎」はここで終わったわけじゃありません。

10月23日、みんなでお富与三郎、
そして、
11月3日、ひとりお富与三郎へ続きます。

そこで、一先ず完結したいと思います。

10月23日、土曜特選会は予約を終了させていただきましたが、11月3日、ひとりお富与三郎の方は、まだまだご予約受け付けております。

よかったら、あと少し。
お付き合いくださいませ。

長々読み続けることができましたのも、
場を与えてくださったスタッフ関係者様、
そして、毎回、コロナ禍にも関わらず、足を運んでくださったお客様がいてくださったおかげです。

本当にありがとうございました。

心より御礼申し上げまして、
本日、大団円とさせていただきます。

ありがとうございました!

©2021 一龍齋貞寿

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